インドネシア・メナド/レンベ タラサダイブリゾート

日本でのOL生活から一転、インドネシア メナドのダイビングリゾートに就職。メナドでのダイビングや生活についてお話しています!

スキューバダイビングを始めるために必要な5つのこと

みなさん、スラマッシアン(こんにちは)。

 

今日はスキューバダイビングを始めるために必要な5つのことをご紹介しようと思います。

 

もしダイビングを始めようと思っているあなた!

とりあえずこの記事を読んでみてください!

 

1、海洋生物を大切に

おそらく、写真や動画などで、シュノーケリングをしている人がイルカの背びれに掴まって一緒に泳いだり、マンタに触ったりしているのを見たことがあるかと思います。

またスキルがまだまだ習得できていないダイバーがサンゴ礁をフィンで蹴ったり、手で触ったりして、壊している方も少なくありません。

サンゴが1センチ育つのに数年かかります。もしフィンでサンゴを蹴ってしまったりすると一気に10年、20年が失われます。。

サンゴは魚たちの住処です。サンゴが無くなると食物連鎖も大きく崩れ、私たちにも大きく影響します。

(また海の中のサンゴの役目について書こうと思います!)

もしダイビングをされる場合は、(最初は水中で呼吸をすることに集中と思いますが、)出来るだけ自分や周囲の位置を確認しましょう!

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2、ダイブコンピューターの使い方を知りましょう

タラサダイブリゾートでは、お客様に必ずダイブコンピューターを使うようにお願いしています。ダイブコンピューター無しでは、安全にダイビングはできません。

なぜダイブコンピューターを使うのか。ただダイビングを記録するだけではなく、次はどんなダイビングが出来るかというのも表示してくれます。

もし自分のダイブコンピューターをお持ちの場合は、取り扱い説明書をしっかりと読んでからダイビングをしましょう!

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ちなみに!ネットでも取り扱い説明書をダウンロードできます!

もし旅行など行かれる場合は、携帯にダウンロードしておくと荷物も減りますね^^

 

3、ブリーフィングを聞きましょう

ボートがダイブサイトに到着したら、ガイドがブリーフィング(ダイビングの説明)を行います。

何度もブリーフィングを聞いたことがある方でも、耳を傾けてください。

ブリーフィングはただの説明ではありません。ダイビングについて注意することもたくさんお話ししています。例えば、ダイビング前に機材の確認、バディの確認、水中での注意点などなどかなり大切な情報をお話しています。

 

4、中性浮力のスキルはどうですか?

たまーに数百本のダイビング経験があるにも関わらず、中性浮力のスキルが十分でない方がいらっしゃいます。

自転車を漕ぐように足を動かす方、手をバタつかせている方など。。

このような動きをしているともちろんサンゴ礁など海洋生物を壊してしまう可能性は十分にあります。

また必要以上のウェイトをつけている方もいます。

 

必要以上のウェイトをつけるとエアーの消費が多くなり、腰にも負担がかかり、バランスも取りづらくなります。

(たまーにあるダイブセンターではダイバーを沈ませるために、必要以上のウェイトをつけさせる場合もあります。気をつけてください。)

それを防ぐために浮力チェックを潜降前に行いましょう。

水面でレギュレーターをくわえて、BCDの空気を抜き切ります。

抜ききったところで、息を止めます。

スチールタンクを使っている場合は、

目のラインまで下がってそれ以上沈まなければOK!

 

アルミタンクを使っている場合は、

息を止めてゆっくり沈んで行けばOK!

 

もし時間があれば、ピークパフォーマスボイヤンシースペシャリティーコース(中性浮力)を受けることをオススメします!

BCDをインフレートしなくても呼吸で結構上がったり、下がったりすることが出来るんです。

エアーの消費も少なくなったり、写真を取りたいときに砂を巻き散らさなかったりなど。。

このコースが終わった後、かなり変わります!

 

 

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5、リラックス!!!!

落ち着きましょう!ダイビングを趣味としてされている方は、禅のように感じる方もたくさんいらっしゃると思います。

ここまでリラックス出来るようになるまでは時間がかかります。

もしダイビングを始めたばかりの方は、緊張してエアーの消費も早い方が多いと思います。ただし、回数を重ねることによって、水中での呼吸が容易になり、もっとリラックスしてダイビングが出来るようになります。

エアーの消費が遅ければ、よりダイビングを楽しむことができますよ^^

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まとめ

ダイバーになろうと思った方、ただ海洋生物を見るだけのためではなく、海の世界に貢献できるようなダイバーになっていただきたいと思っています。

例えば、バディに浮力チェックをするように促したり、サンゴ礁に近づきすぎないように伝えたり、グローブをつけないように促したり、プラスチックを使わないようにしたりなどなど。。

ダイバーであるからこそ、海を守ることがたくさんあります。

どんな小さなことでもいいので、海のためになることをしてみましょう!^^